胸がドキドキ

中学、高校の間の春休みに姉が東京の大学に進学するため、東京のアパートへの引っ越しの手伝いで東京に行くことになって、その帰りに僕は一人で仙台への新幹線に乗りながら、ハイロウズの十四才を聴いてたような気がする。

懐かしい。ハイロウズ。これをコナンのオープニングで聴いてたのは小学一年のときだったか。よく考えたら家族でリビングで揃ってアニメを見てて、コナンを見て世界まる見え見てた。

なんでコナン見てたんだろう。僕はコナン嫌いじゃなかったけどチャンネルを決めるのは父か姉で姉が好きだから見てたのか、それか父が何となく子供が好きそうなチャンネルに合わせてたのか。

あるいは家族でご飯を食べたあとに観てたのかもしれない。コナンは7時半からだったから。でも7時からの金田一も観てた記憶がある。父がいたら7時のNHKニュースになりそうだけどそうならなかったのは6時代にご飯を食べて父はそこでニュースを見てたのか、あーそんな気がしてきた。

。。。

これは名曲だけど、この曲をまともに聴けるのは中学くらいまでかもしれない。ハイロウズの曲の純粋さに体がついてかなくなっちゃう。ような。それでいて、この曲のメロディーには大人になりつつある、なってしまった切なさみたいなのも込められてるような、どこかただただ天真爛漫だけじゃない悲哀みたいなのも入り混じってるような気もする。甲本ヒロトが自殺を考えたような、真面目でもダメ人間でもあるような人だからか。

小1は仙台に来たての年で、その前の年まで埼玉の大宮に住んでた。ごっつええ感じボキャブラ天国を見てた記憶がある。ごっつのエンディングは日曜日よりの使者でそれもハイロウズ。魔法陣ぐるぐるもTVチャンピオンもそのころの全てが懐かしい。