This is the one

数学者でグロタンディークという物理でいうアインシュタインのような、数学者が憧れる数学者がいるのだけど、なぜだかstone rosesはグロタンディーク(に関する伝記から推測される生き様)的なものを想起させるところがある。I am the resurrectionの後半4分は特に。

ひたすらthis is the oneと言い続ける歌詞で、曲の歌詞を楽しむ人からしたらなんだつまらない曲だ、というような曲かもしれないけど、それでも、そんな人でも何か切実な、歌詞ではなくて音楽という芸術に全てを捧げた人間、自分のプライドがズタボロになるかもしれないけれど、いやでも俺ら多分天才だからといって何年も音楽やり続けてああ本当に天才でしたねって音楽を愛している人には納得させられるところまでやり続けた人たちの何かは感じられるんじゃないかと思う。

誰も登ったことのないような山を登った人たち。この人たちはあまりにも美しい音楽を作ろうとした点で孤独だったと思うけれど、そうせざるを得ないくらい、自分たちの天才性を信じられないことの方が辛いことだってわかってたんだと思う。ああこれだ、これが僕が探し続けていたものだ。そのフレーズにはstone rosesが追い求めてきた音楽を掴むことができた感動が込められている、、、はずだきっと。

https://www.youtube.com/watch?v=-aqY-8cMVdg