ほめると子どもはダメになるを読んで

榎本博明さんの"ほめると子どもはダメになる"をちょっと前に読んだ。

<断片的な内容>

・防衛的悲観主義者という、ポジティブな人間より成果を上げる人種がいる。

・叱らない子育てというタイトルの尾木ママの子育て本があるが自分に甘い親への受けを狙っている。内容は叱らないことを強調しているわけではない。

・欧米は親が子どもに対する権威として君臨している。日本の親子は情緒的なつながりが強く、そもそもが甘い関係なので、ほめたりしなくても十分甘い。

<感想>

打たれ弱い人間が増えたというのはそうかもしれない。昔に比べ将来への希望感のなさが現代の若者に陰を落としていて、そもそも何も負荷がない段階から現代の若者はつらさを感じている気がする。一つの方法論として、働きかけ方として、前向きで愛情があるように感じた。ぜひ読んでほしい。https://g.co/kgs/jaFQY8