四国に行った

GW四国に行った。昭和の日に、GW何も予定ないから四国に行こうと思い、飛行機からホテル、レンタカーまで全部予約したのだった。

龍が如く維新の桐生さんが土佐藩士というか坂本龍馬だったり、相席食堂でちらっと徳島の祖谷が日本三大秘境の一つとして紹介されたり、四国のことはたまに思うことがあったのである。北海道、本州、四国、九州のうち、北海道と四国に行ったことがない（正確には香川の直島は行った）ので暖かい四国に行くことにした。

5/1（土）の17:55成田発松山行きのジェットスターに乗る予定だった。前回、沖縄に行く際に、お茶の水で乗り換えをミスって（ミスるというかゆっくり歩いていたら電車が行ってしまった）飛行機に乗り遅れて成田で一泊したのが記憶に新しい。のでちょっと余裕をもって空港に着き、オンラインチェックインを済ませて第三ターミナルで長崎ちゃんぽん食ったり、村上春樹のねじまき鳥クロニクルの一巻を買ったりした。

松山空港で空港発のリムジンバスに乗って松山駅近くのホテルに向かう。ホテルでチェックインを済ませて部屋で荷物を下ろし、何か食べ物を食べようと思ったが松山市はまん延防止等重点措置が出ており20時以降は飲食店がやっておらずセブンで飯を買って部屋で食べた。

フロントに自転車を借りたいと言ったら鍵をもらえたので自転車でぶらぶらし、道後温泉まで4kmくらいだったので道後温泉に向かう。道中、松山城を右手に見ながら路面電車の線路がある道路に沿ってぶらぶらと自転車をこぐ。2,30分くらいで道後温泉に着いたがコロナのせいでやってない。大抵のものはやってないけど知らない土地に来るのは楽しいと思ってホテルに戻りゼルダをやって寝る。

松山駅のバリィさん

2日目は10時からレンタカーを予約していたので松山駅から予讃線で伊予和気駅に向かう。レンタカーを借りてとりあえず行きたいのが四国カルストだったので四国カルストという高地の岩みたいのがある愛媛と高知の県境あたりに向かう。

姫鶴平（調べたら標高1300mだった）

四国カルストの見える姫鶴平というところで車を停める。標高1000m以上だった気がする。風が強く、寒かった。この日の夜は久万高原あたりで雪が降ったと翌日の高知新聞に書いてた。車の窓から四国カルストの石灰岩群が見えてかなり良かったけど、運転してたら終わってしまい、写真を撮り損ねて後悔。

四国カルスト。道中はもっと大きな石灰岩があって趣があった。

 四国カルストまで運転してどうしようか迷ったが昨日ガイドブックを見て行きたいと思った宇和島に向かうことにした（この日泊まるのは高知なのだけど愛媛側に戻ることになる。松山→宇和島→四国カルストの順にしてたら内子とか行けたかもしれない。また、効率的に回る人は高速を使うとよいかもしれない）。

一日目の移動範囲が収まっている地図

車を運転してるので写真は撮れないのだけどGW頃の緑がきれいな四国の山に囲まれながらのドライブは楽しかった。特に二日目は頭の中で平沢進のVenusがなぜか流れて、四国の景色とVenusは合うなあ、と歌詞を口ずさみながら思うのだった。宇和島は良かったし、いろいろと感じることもあったのだけど後はさっと振り返る。

宇和島のアーケード。閑散としてた。

宇和島城に上る道

宇和島城天守閣

宇和島城近くの天赦園の藤棚。運転中も山中に藤がポツポツ見えた。

高知市の夜。まん防が出てないため松山と違い賑わってた。高知市内の道の雰囲気が仙台の国道4号と似てて仙台くらい栄えてると感じた

高知で泊まったホテル。運転で疲れてものを散らかしまくる。

3泊の旅でホテル3つとも自転車を借りれた

三日目。祖谷（徳島の西側）のかずら橋。列に並びお金を払い渡った。

順番前後するけど高知の朝。高知も松山と同じく路面電車が通る。

同じく高知の朝で高知城に向かうおじさんの背中。

松山に戻ってきた3日目の夜の松山城。松山は松山駅より松山市駅周辺の方が栄えてる。

それでも閑散としてた。松山城周りはランニング、散歩など市民の憩いの場感があった。

四国も良くて沖縄の時と同じく帰ってきてしばらくは四国の余韻が残ってた。帰り、成田に着いて空港から電車の駅に向かうまでに何となくローリングストーンズのStart me upを聴いたのだけど、そんな気分になるような旅だった。